10月4日
チョコレート工場でまた働く事になった。
今日は型流しというチョコレートの機械の先頭に立ってチョコレートショットが入る型をひたすら等間隔に流すだけという精神的にくる作業。足が棒になるし首もこる。そして、朝から日暮れまで、間に昼休憩があるにしろ同じ作業と向き合っているとだんだんおかしくなってくる。
急にショット一発毎に収縮するようなギュイン、ボフンという音がそれまでは気にも止めなかったのにやけにくっきりと身に迫って聞こえてきたり、頭の中で突然童謡「グリングリン」が流れ始めた。少しすると映像も出てくる。それは誰もいないカラオケボックスの真っ暗な部屋から流れており、座席のスペースには所狭しとディズニーのぬいぐるみが置かれている。そんな映像だった。
踵がいたい。